―――普段何気なく乗る電車。その床下から聞こえてくる音は,実に個性豊かなものばかり。 彼らは今日も,わたしたちを乗せて演奏を続けている。 果たしてわたしたちはどれくらい彼らの音楽に耳を傾けているのだろうか… 。
第19回東大制作展向けに、自作VVVFインバーターを使ったゲームを作成しました。
電車のインバーター音が鳴る仕組みを実際に再現し、それを活用しています。
プレーヤーはマスコンハンドルを操作し、モーターの回転速度を制御します。
電車のインバーター音が鳴る仕組みを実際に再現し、それを活用しています。インバーター音は回転速度に応じて変化していくので、その音を頼りに決められた音程・回転速度に合わせてください。その制御技術の高さを競います。
多くの人に電車の音を知ってもらいたいという思いからゲーム制作を始めました。
以前Maker Faire Tokyo 2017というイベントで既存の鉄道運転シミュレーターと自作インバーターを組み合わせて展示した事がありますが、プレーヤーは慣れない運転動作に意識を向けてしまい、電車の音の展示どころではなくなってしまいました。
プレーヤーが音に対して意識を向けつつ、知らず知らずのうちに電車の運転動作に近い動きをとるよう、入力媒体に電車のマスコンハンドルを用いた音ゲー仕立てとなっています。